こんにちは。今回は日本人のほとんどの方が陥っている太りやすい食事とは?をご紹介したいと思います!
まず初めにダイエットをする上で重要なのが、なぜ今の体型なのかを分析し現状を把握することです。
この分析がとても重要で主観的に見るのではなく、客観的に現状を分析することが大切です。
例えば医師が診断を行い、患者の病気を特定することでその後の治療の方針が決定し、患者の合意のもと治療がスタートします!
ダイエットも同じことで
- 評価・カウンセリング(現状把握で現在のお体の悩みの根本を理解)
- お客様へ共有(なりたいカラダへのやるべきことと方針を伝えて合意を得る)
- トレーニング・食事等の実施
という順番が大切です!
BEYONDではお客様一人一人のお悩みやなりたいカラダに対して
ベストなご提案をしたいと考えていますので、これらの流れでお客様のサポートをさせていただきます。
さて、カラダ作りや健康を考えると運動もとても重要ですが、それ以上に食事の見直しが大切です。
その中で多くの日本人が食事の際に陥っている太りやすい食事の傾向が3つあります。
1.タンパク質の不足
現代の日本人はタンパク質が不足する傾向にあります。
こちらの表は2016年時点のものですが、戦後と同水準となります。
2022年現在は食品産業全体の傾向を見ても、「タンパク質が摂れる○○」などコンビニでも気軽にタンパク質を摂取できるようになっていますし、外食でもタンパク質を多く摂れる場所も増えました。
もちろん、たくさん摂取すれば良いか。と言われるとそうではないのですが
【自分に合った必要分】は摂取することが大切です。
なぜタンパク質が不足していると太りやすくなるか
筋肉が減少するからです。
筋肉の原料はアミノ酸です。タンパク質は体内で分解されるとアミノ酸として吸収され筋肉の栄養として筋肉中に合成されます。
そしてアミノ酸は体内に蓄えることができないので、定期的にアミノ酸を体外から取り込まないと
筋肉は分解されてしまい筋肉の減少、それにより代謝が低下し結果太りやすくなります。
目安:まずは体重の1.2倍〜1.5倍程度
タンパク質量を摂取推奨。
こちらをご参照ください。
よくある間違いですが、タンパク質100g摂る=鶏胸肉100g食べる
ではございません!
食材に含まれている栄養の量である【含有量】というものがありますので、○○の食材にはだいたい何gのタンパク質が含まれているかをなんとなくでも良いので知っておくとすぐにタンパク質が足りているか不足しているかを把握できるので、オススメします!
2:脂質の過剰摂取
3大栄養素で身体のエネルギー源の一つでもある脂質。適量を摂ることは大切ですが、過剰に摂取することでカロリーオーバーになりやすく太りやすくなります。特に内臓代謝が低下していると上手に消化・吸収ができず身体に溜め込みやすくなります。
こちらは農林水産省のデータになります。
脂質エネルギー比率を表したもので特に女性は脂質を多く摂りすぎています。
さらには脂質には大きく2種類あり
- 飽和脂肪酸(お肉や卵、乳製品などの動物性の脂質で摂りすぎ注意)
- 不飽和脂肪酸(魚やナッツ等の身体にとってメリットが多い積極的に摂りたい脂質)
があり、飽和脂肪酸の過剰摂取が現代の日本人では懸念されています。飽和脂肪酸の過剰摂取は心疾患のリスクが高まったり肥満になりやすくなります。
脂質も意識的に減らし、魚やナッツ、アボカドなどを1日に1回は食べると適度に不飽和脂肪酸が摂れるのでお勧めします!
3:塩分過多
日本人の平均塩分量は9.9g
(平成29年厚労省国民健康・栄養調査)
WHO(世界健康機関)が定める成人の目標量は5g未満と、倍以上の摂取量なのが日本人です。
その結果、浮腫だけでなく高血圧、腎不全、心疾患、胃がんのリスクを伴います。
濃い味に慣れていると、塩分を減らすと薄く感じますが、すぐに慣れます。
また、亜鉛を摂取すると味覚は正常になっていくのでお勧めします。
魚介類やお肉、海藻類に多く含まれていて、その中でも牡蠣や赤身肉がお勧めです。
食事も一気に180°変えるのではなく、少しずつ変えていくことが大切です。
全ての物事には段階があるように食事を変えていくのも段階を踏んでいくことが成功の秘訣です。
参考になれば幸いです。
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