ダイエットをする時、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスを気にされる方は多くいらっしゃると思います。
しかし、実はそれだけではダイエットはうまくいきません。
それは何故か?
例えば
筋肉を成長させるためにお肉を食べたとしても、
エネルギーを補給するためにご飯を食べたとしても、
適度な脂質を摂るためにお魚を食べたとしても、
それぞれの食材はそのままの形では使用さえることはありません。
身体の中で、“代謝”という生理的な作用を経て別の物質に変わり、
体内に吸収できる物質に変化します。
しかし、この代謝が行われるためにはまずは食べたものを“分解”し、体内に“吸収”させなければいけません。
この、【分解】➡︎【吸収】➡︎【代謝】を経て、食べたものが効果的に体内で利用されるわけですが、
【吸収】の際に必ず考えなければならないのが今回のメイントピックである『腸内環境』になります。
文字通り、腸内の環境のことを示しているわけですが、
腸内は主に以下の三つの菌により環境が構成されています。
①善玉菌
②悪玉菌
③中間菌(日和見菌)
上記のバランスが2:1:7に保たれてる時、腸内環境のバランスが良いと言えます。
腸内環境の悪化により、食べて分解されたものが上手く吸収されず、
さらに未消化物として腸内に残留し悪玉菌が増加、腸内環境の悪化と負の連鎖が始まります。
これを未然に防ぐために、腸内環境を改善するための以下の食品を食べていくことをお勧めします。
・発酵食品(チーズ、味噌、納豆、キムチ、漬物、ヨーグルトなど)によるプロバイオティクス
・オリゴ糖や食物繊維などのプレバイオティクス
※プロバイオティクス:腸内に直接善玉菌を入れ、腸内環境を改善する方法
※プレバイオティクス:善玉菌の餌となるものを入れ、腸内で善玉菌を育てる方法
両者のやり方を合わせて新バイオティクスと呼び、
腸内環境改善の施策として近年注目されています。
上記のようなものを腸内に取り入れていくことで、
腸内環境が改善され、消化・吸収能力の向上を促すことができ、
ダイエットにおいてもスポーツにおいても、
あるいは仕事のパフォーマンスにも多大な影響を与えてきます。
ぜひ皆様も腸内環境を意識した食生活の構築を目指していきましょう🙌
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